地域のすべての患者に応える薬局へ-有限会社泰栄メディカル-

地域のすべての患者に応える薬局へ

長崎・福岡エリアで複数の薬局を展開する有限会社泰栄メディカル様。 小児の処方から在宅医療まで幅広く対応し、地域に必要とされる薬局づくりを続けています。 今回は、これまでの歩みや地域医療への想い、そして今後の展望についてお話を伺いました。


起業への想いから始まった薬局経営

泰栄メディカル様の歩みは、「いつか起業したい」という想いから始まりました。 大学時代を東京で過ごした後、起業のタイミングも重なり、地元・長崎へ戻って薬局経営の道を選ばれたそうです。

最初は江戸町で店舗を構え、その後さらに展開を進めていく中で、新たな出店にも挑戦。 しかし、開局予定だった店舗では処方元の病院が院外処方を行わない方針となり、開局を見送るという大きな出来事もあったとのことです。

そうした経験の中で、新たなご縁や地域とのつながりをきっかけに、現在の事業の形がつくられていきました。


在宅医療との出会いが大きな転機に

転機となったのは、特別養護老人ホームの処方対応でした。 知り合った先生が特養の嘱託医となったことをきっかけに、施設の処方を受けるようになり、そこから在宅施設への関わりが広がっていったそうです。

それが今から約25年前。そこから少しずつ施設との関わりが増え、現在では長崎の薬局も福岡の薬局も、施設対応を中心とした体制が整えられています。

また、「都会の方にも店舗を出したい」という想いから、福岡エリアへの展開にも取り組まれてきました。


小児から在宅まで、幅広く受け入れる体制

泰栄メディカル様の薬局の大きな特徴は、対応範囲の広さです。

小児の処方から外来、さらに個人在宅まで、地域のさまざまな患者様に対応できる体制を整え、 「来られた患者様にはできる限り応えていく」という姿勢を大切にされています。

一つの領域に特化するのではなく、地域の中で必要とされる役割を幅広く担うことで、 薬局としての価値を高めてこられました。


患者様目線で、不安や疑問に向き合う

泰栄メディカル様として大切にされているのは、 「患者様が不安に思うことや、わからないことを、患者様目線で話をすること」です。

薬局では、患者様が不安や疑問を抱えたまま来局されることも少なくありません。 だからこそ、専門職として説明するだけではなく、患者様の立場に立って言葉を選び、安心していただける対応を心がけているそうです。

この積み重ねが、地域に根ざした信頼づくりにつながっているのだと感じました。


これからの薬局は「人に向き合う時間」がより重要に

薬局業界が変化していく中で、今後5年後・10年後を見据えた取り組みも進められています。

今後は新しい機械の導入なども進めながら、調剤や監査といった対物業務を効率化し、 その分、患者様と触れ合う時間を増やしていくことが必要だと考えられているとのことでした。

薬局に求められる役割が変わりつつある今、 ただ薬をお渡しするだけではなく、より対人業務を充実させていくことが、これからの地域薬局の価値につながっていきそうです。


地域に必要とされ続ける薬局を目指して

泰栄メディカル様のお話からは、環境の変化に柔軟に対応しながらも、 一貫して「地域に必要とされる薬局でありたい」という想いが伝わってきました。

小児から在宅まで幅広く受け入れる体制、患者様目線を大切にしたコミュニケーション、 そして今後を見据えた業務効率化への取り組み。

これからの時代に求められる地域薬局の一つのあり方として、非常に学びの多いお話でした。



薬局運営に役立つサービス(MEDIKLECT)

薬局図鑑では、地域で活躍する薬局の取り組みを紹介しています。
MEDIKLECTでは、薬局運営を支える各種サービスも提供しています。

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