「困った時に一番近くで頼れる存在へ」|スミダ薬局が目指す“まちの保健室”という未来
東京都東部エリアを中心に地域医療を支える株式会社ニシマチ様。 複数店舗を展開しながら、外来対応だけでなく在宅医療にも積極的に取り組み、 地域の医療・介護職との連携を深めています。 今回は代表の佐藤様に、薬局経営への想いや今後の展望について伺いました。
突然の事業承継から始まった薬局経営
株式会社ニシマチ様の歩みは、突然の出来事から始まりました。創業者であるお父様が病床で急逝される直前、「会社だけでも残してくれたら嬉しい」という言葉を受け、佐藤様が事業を承継。
もともとは専門商社で営業職として働いており、医療業界とはまったく異なる世界にいた佐藤様。そこから13年にわたり薬局経営を続けてこられました。
“一番身近で親身な医療職”としての薬剤師
佐藤様が考える薬剤師の役割は、「一番身近で親身な医療専門職」であること。
ご自身がお父様の闘病中、病院以外で相談できる医療職が身近にいなかった経験から、「もっと気軽に相談できる存在があれば」という想いが今の薬局運営の根底にあります。
だからこそスミダ薬局では、薬を渡すだけではなく、患者様の不安や背景までしっかり汲み取ることを大切にしています。
店舗ごとに異なる役割を持つ地域密着型薬局
現在、スミダ薬局様は東京都東部エリアを中心に複数店舗を展開しています。
南千住・四ツ木エリアでは住宅街に密着した内科門前型。面処方や在宅にも対応し、地域住民のかかりつけ薬局として機能しています。
亀有店では皮膚科を中心に対応し、商店街の中という立地を活かしながら地域の方々を支えています。
そして入谷店では在宅医療専門として、訪問診療・訪問看護・ケアマネージャーとの連携を深めています。
地域医療連携を深める「スミダ学園」という取り組み
スミダ薬局様の特徴の一つが「スミダ学園」です。
約2年前からスタートしたこの取り組みでは、医師・薬剤師・看護師・ケアマネージャーなど、地域医療に関わる多職種が定期的に集まり、症例や課題について意見交換を行っています。
業務上の連携だけではなく、価値観を共有し、コミュニケーションの質を高めることで、実際の患者対応にも良い影響が出ているそうです。
患者様や地域から届く“信頼の声”
スミダ薬局様には、患者様やご家族から感謝の声が多く届いています。
ご逝去された患者様のご家族から、「大変よくしていただきました」という手紙と差し入れをいただいたこともあったそうです。
また地域包括支援センターやケアマネージャーからも、「このエリアならスミダ薬局さんがいい」と名前を挙げてもらうことがあるなど、地域からの厚い信頼がうかがえます。
目指すのは“まちの保健室”
佐藤様が描く5年後のビジョンは、「まちの保健室」を作ること。
困った時だけではなく、困る前から相談できる場所。そして10年、20年、30年と人生に寄り添い続けられる場所。
薬剤師だけでなく、訪問看護なども一体となり、地域の医療・介護の入り口になるような拠点づくりを目指されています。
求める薬剤師像は“人に興味を持てる人”
スミダ薬局様が薬剤師に求めるもの。それは高い専門性だけではありません。
「人に興味関心を持てること」「相手の立場で考えられること」「想像力を持って行動できること」
この3つを特に大切にされているそうです。知識だけではなく、“人としてどう関わるか”を大切にする姿勢が、スミダ薬局様の文化をつくっています。
地域に必要とされ続ける薬局へ
スミダ薬局様のお話から伝わってきたのは、「薬局」という枠を超えて、地域全体を支える存在でありたいという強い想いでした。
目の前の患者様だけでなく、その先の暮らしや人生まで見据えて寄り添う姿勢。そして地域の医療・介護職と連携しながら、より良い支援を模索し続ける姿。
これからスミダ薬局様が目指す“まちの保健室”が、地域にどんな新しい価値を生み出していくのか、非常に楽しみです。
薬局運営に役立つサービス(MEDIKLECT)
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