【薬局インタビュー】ドラッグストアー・カミヤ|「半分薬局 半分〇〇」で地域との新しい接点を生み出す挑戦

目次

薬局情報

薬局名:ドラッグストアー・カミヤ

住所: 愛知県豊橋市駅前大通3-91

URL: 公式サイトはこちら

ドラッグストアー・カミヤ|「半分薬局 半分〇〇」で地域との新しい接点を生み出す挑戦

愛知県豊橋市で地域に根ざした運営を続けるドラッグストアー・カミヤ。 今回は、同薬局を率いる齋藤肇さんに、薬局を引き継いだ経緯や地域での役割、 他の薬局とは異なる特徴、そして今後のビジョンについてお話を伺いました。

調剤業務を行うだけではなく、地域との接点を広げながら、 “薬局の価値そのもの”を再定義しようとする姿勢が印象的なインタビューでした。

薬局を始めたきっかけ|「いつかは自分で薬局を動かしたい」という想いから

齋藤さんが現在のドラッグストアー・カミヤに関わるようになったきっかけは、 創業70年を迎える同社で社長が不在となり、新たな経営者を募集していたことだったそうです。

もともと齋藤さん自身、いつかは薬局経営に携わりたいという思いを持ち、 M&Aサイトなどを通じてさまざまな可能性を探していたとのこと。 その流れの中でドラッグストア神谷とのご縁が生まれ、結果として今の立場に至ったといいます。

単なる偶然ではなく、以前から抱いていた「自分で薬局を動かしたい」という意思が、 今の挑戦につながっていることが伝わってきました。

地域の中で担う役割|薬剤師と他業種をつなぐ存在へ

ドラッグストアー・カミヤは、もちろん地域の薬局として日々の調剤業務を担っています。 その一方で、齋藤さんは地域の経営者交流会や、豊橋市で進められている起業家育成、 スタートアップとの共創の場にも積極的に参加しているそうです。

そうした活動を通じて、ドラッグストアー・カミヤは 「少し変わったことに挑戦している薬局」 「薬剤師と他の企業をつなぐ薬局」 として認識されつつあるとのことでした。

薬局というと、どうしても“処方箋を受け付ける場所”というイメージを持たれがちです。 しかしドラッグストア神谷は、地域の中で人や事業をつなぐハブのような役割も担い始めています。

他の薬局との違い|「半分薬局 半分〇〇」というコンセプト

ドラッグストアー・カミヤの大きな特徴として、齋藤さんが掲げているのが 「半分薬局 半分〇〇」 という考え方です。

薬局としての役割や医療への責任を大切にしながらも、 それだけにとどまらず、新しい事業や地域貢献の形にもチャレンジしていく。 その姿勢が、他の薬局にはない独自性になっています。

取り組み方も特徴的で、自社発の新規事業だけではなく、 東京のスタートアップ企業など外部の企業とも連携しながら、 地域の薬局と新しいサービスを掛け合わせる可能性を模索しているそうです。

これからの薬局経営においては、従来の役割を守るだけでなく、 地域にとって必要な新しい価値をどうつくるかも重要になってきます。 その意味でも、ドラッグストアー・カミヤの取り組みは非常に興味深いものです。

薬剤師として大切にしていること|「薬剤師である前に社会人」

齋藤さんが薬局全体で大切にしている考え方として印象的だったのが、 「薬剤師である前に社会人」という言葉です。

もちろん、医療従事者としての倫理や専門性は大前提です。 ただしそのうえで、患者さんは“お客様”でもあり、 接遇やコミュニケーション、相手が本当に求めていることを考える姿勢が欠かせないと話されていました。

薬の専門知識を一方的に伝えるだけではなく、 その患者さんが求めているのは何かを考える。 場合によっては丁寧な説明かもしれないし、 あるときはスピード感のある対応かもしれない。 そうした相手本位の姿勢を大切にしているそうです。

薬局の価値は、専門性だけで決まるものではありません。 患者さんにとって「ここに来てよかった」と思える体験を提供できるかどうかも、 これからますます重要になっていくはずです。

これからのビジョン|薬局の価値を高める新規事業を生み出したい

今後5年後、10年後の展望について斎藤さんは、 地域から求められ、国の方針にも沿った薬局運営を続けながら、 会社全体としても「半分薬局 半分新しいこと」という事業構造を目指していきたいと語っていました。

ただし、それは薬局とまったく無関係な事業を広げるという意味ではありません。 あくまで新しい事業を通じて、結果として薬局の価値が高まり、 薬局という存在そのものの価値を再定義できるような挑戦をしていきたいとのことでした。

そして最終的には、地域の中で今以上に必要とされ、 「この薬局があってよかった」と思ってもらえる存在になることを目指しているそうです。

編集後記|地域に必要とされる薬局の新しい形

今回のお話から感じたのは、ドラッグストアー・カミヤが 「薬を渡す場所」としてだけではなく、 地域の中で新しい価値を生み出す拠点になろうとしていることでした。

調剤という本来の役割を大切にしながら、 他業種との連携や新規事業にも挑戦していく姿勢は、 これからの時代の薬局のあり方を考えるうえでも大きなヒントになりそうです。

地域に求められ続ける薬局とは何か。 その問いに対して、ドラッグストア神谷は実践を通して一つの答えを示そうとしているのかもしれません。


薬局情報

薬局名:ドラッグストアー・カミヤ

取材テーマ:地域とのつながり・新規事業への挑戦・薬局の未来像


薬局運営に役立つサービス(MEDIKLECT)

薬局naviでは、地域で活躍する薬局の取り組みを紹介しています。
MEDIKLECTでは、薬局運営を支える各種サービスも提供しています。

目次