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『薬局経営者』×『副業、フリーランス薬剤師』の話を聞いてみました!

    【プロフィール】
    O・Kさん(男性・30代後半)
    薬剤師歴:10年以上
    薬学部を卒業後、新卒で大手製薬会社に就職。MRとして勤務した。その後は調剤薬局に転職し、仕事をしながら大学院へ進学。大学院を卒業後、事業継承した。MBA、中小企業診断士を取得し、経営、管理など多角的な視点で調剤薬局を見ることができる稀有な存在の薬剤師である。

    フリーランス薬剤師になろうと思ったきっかけ

    自分で調剤薬局を経営しています。空いた時間に他の薬局がどのように運営されているか、薬剤師や医療事務のオペレーションを勉強したいと思っていたところ、「きょうりょく薬剤師」を見つけて応募しました。

    働き方について教えてください

    空いた時間を利用して、副業としてフリーランス薬剤師をしています。
    今まで3件の薬局で勤務をしましたが、スタッフの力量やオペレーションなど、薬局による違いを見ることができて勉強になりました。

    報酬はどのくらいでしょうか

    時給単価は3,000円くらいです。
    フリーランス薬剤師は雇用されている立場と違い、社会保険料などの会社負担がないため、時給単価は高く設定される傾向があります。

    フリーランス薬剤師になって良かったと思うこと

    他の方も同じだと思うのですが、個人事業主もしくは法人を設立してフリーランス薬剤師をされている方が多いと思います。雇用されている薬剤師と違い、経費として計上できる部分や会社と直接交渉できることなどメリットはあります。

    ちなみに「きょうりょく薬剤師」のサービスを利用されて、いかがでしたか?

    サービスは良いと思います。他の会社との違いとして、請求書の作成していただけました。他にもフリーランス薬剤師の業務委託を行なっている会社はありますが、自分で請求書を作成しなければならないので助かりました。

    フリーランス薬剤師の大変なところ

    会社に雇用されていれば、会計業務や事務的な仕事は会社がしてくれると思いますが、フリーランス薬剤師は全て自分で行わなければなりません。
    私は普段から行なっているので問題ありませんでしたが、慣れていない方だと大変だと思います。

    今後フリーランス薬剤師をしていきたいと思う方へ
    メッセージをお願いします!

    なんでフリーランス薬剤師をやりたいのか?」まず考えた方が良いと思います。
    仕事内容は、雇用されている薬剤師と変わりません。
    雇用されていないので指揮命令下にはありませんが、管理者の指示に従ったり、他の従業員との協調性を維持することは最低限必要です。
    経営者の目線から言えば、プロ意識を持って、腕一本で生きていくくらいの覚悟を持ってやってほしいと思っています。履き違えると、雇用されている薬剤師と何も変わりませんし、会社から守られていない立場ですから次は選ばれることはないと思った方が良いでしょう。

    まとめ

    事前にプロフィールを拝見した時には、立場に圧倒されてしまうのではないかと思いましたが、お話しさせていただくと、とても気さくな方でした。
    薬剤師として、経営者として、色々な視点からのお話しはとても深く、これからフリーランス薬剤師をしてみようと思う方にも、雇用されている薬剤師にも、どちらにも刺さる内容だと思います。
    フリーランス薬剤師」という働き方に一度、身を置いてみて薬剤師としての力試しするのも良いのではないかと思いました。

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