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【最新版】薬剤師の副業は何がおすすめ?資格が必要なものから不要なものまで10選まとめ!

    薬剤師に関わらず昨今では副業解禁の流れがきており、副業をしていることは一般的な世の中になりつつあります。
    本記事では薬剤師の資格を持って働いている方に向けて、資格を使った副業はもちろん、資格にとらわれない副業についても10選ご紹介したいと思います。

    副業をはじめる前に確認すべきこと

    今の会社が副業禁止ではないか

    大手の会社でも副業解禁の流れは続いておりますが、まだまだ副業が禁止されている会社も多く存在します。
    その場合はまずは「就業規則」を確認してみましょう。基本的には「就業規則」の中に副業の可否について記載があります。
    それでもわからない場合は直属の上司、または本部に問い合わせてみましょう。

    副業を会社にバレずにするためには

    よく「副業をしていてもバレない方法がある」と耳にすることがあります。
    これは事実で確定申告時に「普通徴収」を選択することでバレないと言われています。

    個人で得た所得は確定申告によりどのくらい売り上げたかを申告しなければいけません。
    その売り上げた金額の一部を税金として国に納める方法に「特別徴収」一般徴収」があります。
    それぞれ以下の違いがあります。

    特別徴収:会社で稼いだ金額とまとめた総収入として、会社経由で税金を納めること
    普通徴収:会社を経由せず、自分で税金を納めること

    つまり、特別徴収にした場合、会社側としては
    「この人年収500万円なのに、住民税の金額が多いな?もしかして副業している?」
    となるわけです。

    ただし、普通徴収にしたからと言って、副業をしているという情報はどこから漏れるかわかりませんので、可能な限り会社の許可を取って行いましょう。

    こちらのサイトにわかりやすく記載されておりますので、ご参考にしてください。

    住民税の特別徴収と普通徴収の違いについて解説

    Monry Forward

    副業が薬機法により禁止されていないか(管理薬剤師など)

    薬局、店舗販売業、卸売販売業などの管理者(管理薬剤師)は、医薬品医療機器等法(薬機法)により兼業が原則的に禁止されています。
    管理薬剤師が兼業をするには保健所長の許可が必要となりますが、許可が出るのは非常勤の学校薬剤師などに限られます。つまり、「フリーランス」「ダブルワーク」「派遣薬剤師」はできないという結論となります。

    一方で、在宅でのライター業やエンジニアなど、薬事とは関係のない異業種であれば兼業が可能です。どうしても収入を増やしたいなどの事情があるなら検討してみましょう。

    薬剤師の資格を活かした副業

    ここからは薬剤師の資格を活かした副業をご紹介いたします。
    薬剤師の資格を活かした副業は、他の副業に比べて圧倒的に最初の一歩が踏み出しやすく、かつ高収入です。
    デメリットとしてはスキルを身につける目的とはなり得にくい点です。

    それでは主な薬剤師の資格を活かした仕事を3選紹介いたします。

    フリーランス薬剤師

    フリーランス薬剤師は、特定の企業に雇用されずに職場となる薬局と業務委託契約を結んで業務を遂行する働き方になります。
    働く日数も派遣薬剤師と比べてもより柔軟で、月に数回の単発案件で働いたり、複数の薬局と契約するなど、自由な働き方を実現することができます。 
    その一方で、業務委託契約の性質上、社会保険の加入や有給休暇付与の対象外となる他、職場からの指示命令を受けずに自身の裁量で委託業務を遂行する必要があり、 フリーランス薬剤師として働くためには強い責任感と薬剤師としてのスキル・経験が非常に重要となります。 

    フリーランス薬剤師のメリットは以下の通りです。
    ・時給5,000円(都内でも3,000円以上)などの高単価である
    ・個人事業主として働くことで、管理能力など薬剤師以外のスキルが上がる
    ・クライアントを複数持つことで自由な働き方が可能となる。

    逆にフリーランス薬剤師のデメリットは以下の通りです。
    ・個人で全ての責任を負って仕事をすることで心理的なハードルが高いこと
    ・偽装請負などの法的な問題を理解する必要がある
    ・しっかりとした契約書を作成しないとクライアントと金銭的なトラブルに陥る可能性がある

    そのため、もし自身で始めるにはハードルが高いと感じる方は、紹介会社を使うことも一つの手と言えるでしょう。

    きょうりょく薬剤師引用

    ダブルワーク薬剤師

    「ダブルワーク」という言葉は、通常、1人の人が通常の仕事や職業のかたわらに追加の仕事や副業を行うことを指します。薬剤師の場合は、本業の薬局で働きつつ、フリーランス薬剤師や派遣薬剤師、パート薬剤師を行うことを指します。
    しかし、ダブルワークは労働時間や精神的・身体的な負担が増加する可能性があるため、バランスを保つことが重要です。また、本業と副業の間に競合や利益相反が生じないようにすること重要です。

    夜間休日診療所

    夜間休日診療所で働く薬剤師の仕事は、基本的には通常業務と変わりはありません。一般の薬局が閉まっているため、急患や緊急の処方箋を受け付けることが多いことが特徴です。
    最大のメリットは、時給単価が高い点です。募集している求人自体は少ないけれど場合によっては時給4,000円などの高額求人も存在します。
    デメリットは、
    ・昼間も働いている方からすると体力的にきつい
    ・夜間のみの仕事をしていると自律神経のバランスが崩れて体調不良になりがちになる
    点です。

    自身のライフワークバランスと相談しながら、働くことがよいでしょう。

    派遣薬剤師

    ・派遣薬剤師は、一般的に派遣会社や人材派遣会社を通じて、一定期間のみ特定の医療機関や薬局に派遣される薬剤師のことを指します。通常、派遣薬剤師は直接雇用された薬剤師と同様の業務を行いますが、派遣契約によって異なる場合があります。

    主な派遣会社としては
    ・APOPLUS薬剤師
    ・ヤクジョブ.com
    ・ファルマスタッフ
    ・薬キャリ

    などがあります。

    派遣薬剤師のメリットは以下の通りです。
    ・働く時間を決められるのでライフワークバランスがよい
    ・人間関係が複雑な職場でも気軽に別の店舗へと行ける
    ・時給単価が高めの案件もある

    逆にデメリットは
    ・キャリアアップを目指せない
    ・キャリアアップした薬剤師には年収で劣ってしまう
    ・派遣歴が長くなってしまうと転職の際に不利になる
    点が挙げられます。

    派遣薬剤師も長く続けるよりは、「自身にあった職場探し」や「自分がやりたい診療科目の勉強をするため」などの目的を持って選択すべき仕事かと思います。

    薬剤師の資格は必須ではないが、活かした仕事ができる副業

    ここからは薬剤師の資格は必須ではなりませんが、今まで学んできた知識を活かせる仕事を紹介します。
    ただし、資格に頼らない仕事は、資格を使う仕事に対してのハードルも高く、この記事を読んでいるほとんどの方がすぐに実行できるものではありません。
    今後の自身の市場価値向上も兼ねて勉強を行い、利益が得ていくものとなりますので、余裕がある方・向上心がある方はこの働き方が一番おすすめです。

    エンジニア(薬局HP制作などの専門知識が必要なもの)

    エンジニアと言っても仕事は多岐にわたるため、この記事ではHP制作などの「WordPress」「HTML」「CSS」といった言語を使ったHP制作を主としたフロントエンジニアを指します。
    薬局のHPには、医療業界の専門用語も数多く出てきます。その専門用語を知っている薬剤師からすれば、他の医療業界をしらないHP制作者とは差別化ができることとなります。
    ただし、仕事として案件を受けるためには必ず知識が必要となります。
    HP制作のスクールはさまざまありますが、こちらのスクールは薬剤師専門のスクールであり初期費用も安いためおすすめです。

    MEDISKILL引用

    またこのサイトでも載っております、MEDISKILLのカリキュラム一覧がありますので、そちらを見ながらどのようなスキルが習得できるのかをチェックしておくこともよいでしょう。

    メディカルライター

    メディカルライターは、医学や医療に関するテーマに特化した文章を執筆する専門家です。彼らは医学的な知識や専門用語を理解し、それを一般の人々や医療関係者にわかりやすく伝えることができるスキルを持っています。

    メディカルライターの仕事は多岐にわたりますが、以下のようなものが挙げられます。

    1. 医学記事やブログの執筆: 医学や健康に関する最新の研究成果や治療法、疾患についての解説などを取り上げた記事やブログを執筆します。

    2. 医療機器や医薬品の解説資料: 医療機器や医薬品の特性や効果、使用方法についての解説資料やマニュアルを作成します。

    3. 健康情報の提供: 一般の人々向けに、健康管理や疾患予防、治療法などに関する情報を提供するコンテンツを作成します。

    4. 学術論文の要約や解説: 医学関連の学術論文や研究報告の要約や解説を行い、一般向けに理解しやすい形にまとめます。

    メディカルライターは、科学的な情報を正確に伝えるだけでなく、読み手が理解しやすいように文章を工夫することが求められます。また、医学の分野は常に進化しており、最新の研究成果や治療法についての知識を常に更新し、適切に伝えることが重要です。

    Youtuber

    YouTuber(ユーチューバー)は、YouTube上で動画を制作し、配信する人々のことを指し、自身のチャンネルを作成し、さまざまな内容の動画をアップロードします。
    YouTubeは、ユーザーがビデオコンテンツをアップロードし視聴するためのオンラインプラットフォームであり多くのユーザーが情報、エンターテイメント、教育などのさまざまな目的で活用しています。

    薬剤師の場合は
    ・薬の解説
    ・日常の病気で気を付けること
    ・栄養関連の成分紹介
    など、知識を持っていないとできないコンテンツの作成が可能であり、薬剤師であるということで視聴者の安心感も増すでしょう。

    しかし、薬剤師Youtuberをする場合、大きな障害として、「専門的なコンテンツは視聴者数が限られる」というものがあります。
    例えばゲーム配信であればゲームをしている数百〜数千万人の需要がありますが、薬の解説では、「その薬を使っているユーザーや医療従事者」がターゲット層となるため再生回数を稼ぐことが大変な世界となります。

    薬剤師に関係ないコンテンツで勝負をする場合、何千人といるYoutuber達との勝負となります。
    ちなみにチャンネル登録者数10,000人で月収めやすは50,000円〜200,000円と言われています。

    詳しい収益構造は以下サイトをご参考ください。

    チャンネル登録者数が10万人のYouTuberの収入は?視聴者に人気のジャンルも紹介!

    インフルエンサーナレッジ

    薬剤師の資格と関係なくできる副業

    ここからは薬剤師の資格がなくともできる副業を紹介いたします。
    薬剤師の資格がいらないとはつまり
    ・参入障壁が低い
    ・既に行っている人が大量にいる
    ため、並大抵の努力では収益を出すことは難しいでしょう。
    また誰でもできるがゆえに、詐欺商材も多く存在していますので、自身で情報の取捨選択ができなければ、逆に損をしてしまう可能性もあります。

    コンサルタント

    コンサルタントは、専門的な知識やスキルを持つ人々で、組織や個人に対してアドバイスや支援を提供する専門家です。特定の業界や分野での豊富な経験や専門知識を活かして、クライアントの問題や課題の解決を支援します。
    コンサルタントの仕事は多岐にわたり
    ・経営戦略
    ・組織改革
    ・業務プロセスの改善
    ・マーケティング戦略
    ・キャリア支援
    などがあります。

    コンサルタントとして働くための一番のハードルは顧客の獲得です。どんなに優れた能力を持っていても自身をブランディングして売り込み、自身を使用してもらうためには相当高いハードルがあります。
    例えばキャリアコンサルタントなどは、少し頑張れば資格自体を取ることができますが、キャリアコンサルタントとして収益を得ている人は一握りの人材です。

    物販・せどり

    物販とは文字通り、商品を仕入れて、仕入れた値段より高い金額で販売するビジネスを指します。
    物販とせどりの違いは以下の通りです。
    物販:仕入れから販売までの一連の流れ
    せどり:仕入れまでの仕事、または小規模ビジネスの物販
    つまりどちらも似たような意味で大した違いはありません。

    ここではどのように仕入れを行い販売を行うかを3つの手法をご案内します。

    1. **オンラインリテールアマゾンやeBayなどのオンラインマーケットプレイスで、安く仕入れた商品を高く転売する方法です。例えば、卸売業者やメーカーから大量に商品を仕入れて、それを小売価格で販売することがあります。

    2. リアル店舗での仕入れ: 一部のせどり業者は、実際の店舗でセールやクリアランスなどの特価商品を見つけ、それをオンラインで高く売ることで利益を得ることがあります。

    3. アウトレットや中古品の仕入れ: アウトレットストアや中古品店で安価に商品を仕入れ、それをオンラインで高く売る方法もあります。

    いずれにしても物販は「儲かる詐欺」の商品も多く、世間からの評判も決してよいものではありません。
    近年話題になっている転売ヤーなども存在しますので、しっかりとした情報収集と倫理観を持って行うべきでしょう。

    イラストレーター

    イラストレーターは、主に絵や図版を制作するプロフェッショナルのことを指します。彼らは、本や雑誌の挿絵や表紙、広告、ウェブサイトのグラフィック、キャラクターデザイン、漫画、アニメーションなど、さまざまな分野で活動しています。

    イラストレーターは、様々な技術やツールを用いて手描きやデジタルでの制作を行います。クライアントやプロジェクトの要求に応じて、自分のアートスタイルやテクニックを活かして作品を制作します。

    イラストレーターの仕事は非常に多様であり、クリエイティブな能力や技術力、コミュニケーション能力を活かして、クライアントのニーズに応えることが求められます。また、デザインのトレンドや技術の進化に常に対応し、自己研鑽を続けることも重要な要素です。

    副業のメリット

    副業はさまざまなメリットがあります。例えば

    1. 追加の収入源: 副業をすることで、追加の収入を得ることができます。これにより、生活費の補填や趣味や特別な目標のための資金を確保することができます。

    2. キャリアの発展: 副業は新しいスキルや経験を身につける機会でもあります。別の分野での経験を積むことで、キャリアの発展や転職の際のアピールポイントになる可能性があります。

    3. 自己成長と学習: 新しい分野や業務に挑戦することで、自己成長や学習の機会が増えます。副業を通じて新たな興味を発見し、自己啓発につなげることができます。

    4. リスク分散: 副業を持つことで、一つの収入源に依存しないようにすることができます。万が一、本業で収入が減少したり失ったりした場合でも、副業からの収入が安定感をもたらすことがあります。

    5. 社会的つながり: 新しい副業や活動を通じて、異なる人々とのつながりを築くことができます。これにより、新しい友人やビジネスコンタクトを得ることができ、人間関係が豊かになる可能性があります。

    副業のデメリット

    逆にデメリットも存在します。以下がそのデメリットの一覧です。

    1. 時間とエネルギーの消耗: 本業の仕事や家庭の責任に加えて副業を行うことは、時間やエネルギーを大幅に消耗する可能性があります。長時間の労働や休息不足がストレスや健康問題を引き起こすことがあります。

    2. バランスの難しさ: 本業と副業の両方に対応することは、生活のバランスを維持する難しさをもたらす場合があります。時間管理や優先順位の設定が重要ですが、これがうまくいかないと家庭や友人、趣味など他の重要な領域とのバランスが崩れることがあります。

    3. ストレスや疲労: 仕事量が増えることでストレスや疲労が増大する可能性があります。特に長期間にわたって過剰な仕事量が続くと、身体的、精神的な健康に悪影響を及ぼす恐れがあります。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか?
    診療報酬の改定や薬剤師としての仕事の収入の頭打ちなどがあり、今の世の中副業をする人は多く存在します。
    筆者の意見としては、せっかく副業をするのであれば自身のスキルとなり、今後にも活かせるような仕事を勉強して身につけることが長期的に見て安泰かと思っています。

    この記事が少しでも多くの方に見ていただいて人生の選択肢を増やしていただければと強く思います。

    • 記事を書いたライター
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    medi-up編集部

    実務経験のある薬学部出身者などの医療従事者を中心に構成されており、 専門家の目線で多数の記事を執筆している。数多くの取材経験を通して得たネットワークをもとに、 薬剤師療界の役に立つ情報を発信中。

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