【薬剤師向け】転職サイトの選び方とおすすめポイント

薬剤師が転職するときの悩み

いざ転職しようと思っても、何から手を付けていいかわからなかったり、ホームページでおすすめの求人を探そうとしても、たくさんの紹介会社がヒットして、どこの紹介会社から進めるべきか悩む人もいるでしょう。

本記事では、薬剤師が転職する際におすすめしたい心がけるべきポイントに触れながら、人気の薬剤師転職サービスごとにおすすめポイントをまとめて紹介していきます。

まさに転職活動をしている薬剤師の方はもちろん、転職に迷っていておすすめの方法を知りたい薬剤師の方も、ぜひここで紹介する情報を参考にしてみてください。

薬剤師が転職する際に心がけたいこと

薬剤師の転職市場は年々厳しくなっています。
特に、かかりつけ薬剤師というキーワードが薬剤師の業界内で本格的に登場し始めた2010年代中盤からは、内定をもらうことの難易度が大きく上がり、薬剤師の転職が簡単には行かなくなってきました。
(参照元：日経BP)

とはいっても、企業が採用をストップしたわけではありません。
「薬剤師資格があれば採用する」時代から「その人ならではの強みがある薬剤師であれば採用をしていく」といったスタイルに変わっていったのです。

そのような環境において、転職を考える薬剤師が意識をしなければいけないポイントは以下になってくると思います。

・これまでの実績・経験を整理すること

・企業が求めているポイントをしっかりと調査すること

・年収や働き方だけでなく何がやりたいか？を明確にしておくこと

・なるべく多くの情報を収集した上で自身の中の判断軸を言語化しておくこと

上記のような内容は、言うは易く行うは難しです。

例えば、第三者視点を持った他人（友人や家族等）に相談をして話をしながら作りこんでいく方法がいいかもしれません。

また、こういった場合は転職サービスをうまく活用していくこともおすすめです。

薬剤師業界のことや企業のことを熟知したアドバイザーに転職の相談をすることで、自身だけではなかなか気が付けなかったことに気が付くこともきっと多くあると思います。

以下にて薬剤師転職サービスの各社のおすすめポイントやおすすめの選び方について解説していきます。

薬剤師転職サービスの選び方

多くの薬剤師転職サービスは、初回の登録が完了すると、電話や面談等でまずは希望条件等を伝える場が設けられます。

時間や体力に余裕があれば、多くの会社からの情報収集をしてみることもいいかもしれませんが、案件管理が煩雑になったり、自分自身が情報過多になってしまったりと、あまりおすすめできる方法ではありません。

「各社の情報を整理したうえで自分にはどんな紹介会社があっているか？」
を整理したうえで、利用をスタートすることをおすすめします。

下記に転職サービスを選ぶうえでのポイントをいくつかご紹介します。

①きめ細かいサポート体制
面接前の面談対策や求人票の中身（企業の情報等）がしっかりと用意されているか？

②紹介できる求人数
保有する求人数はどれくらいあるか？

③担当アドバイザーの質
業界のことに精通しているか？専任のアドバイザーが担当するか？

ぜひ上記の観点を持ちながら紹介会社を選んでみてください。

次のパートでは各紹介会社を特徴ごとにまとめたものをご紹介します。

厳選！おすすめ薬剤師転職サービス7選

①MEDIKLECT転職
②マイナビ薬剤師
③リクナビ薬剤師
④薬キャリエージェント
⑤ジョブメドレー
⑥アポプラス
⑦ファルマスタッフ

①MEDIKLECT転職

ハイクラスの転職サポートをテーマに掲げていて、紹介できる求人数を厳選してあえて絞っています。
また、誰でも登録できるわけではなく、サービスを利用したい薬剤師にも簡単な審査があるため、非常に質の高いマッチングができるサービスです。

過去に大手紹介会社で優秀だったアドバイザーも複数在籍しており、サポート体制も高いことが特徴です。

おすすめポイント
・審査が通れば非常に質の高い転職サービスを受けられる。
・一人ひとりに寄り添った転職サービスを目指していて無理強いはされない。

(参照元：MEDIKLECT転職)

②マイナビ薬剤師

大手の株式会社マイナビが運営する薬剤師転職サービスです。
調剤薬局以外にも、病院やドラッグストア等の求人を幅広く扱っているため、転職を考える薬剤師にとって幅広い選択肢を収集することができます。

おすすめポイント
・大手運営で求人数が豊富。
・全国複数箇所に拠点を設けておりキャリアアドバイザーからのフォローを受けやすい。

(参照元：マイナビ薬剤師)

③リクナビ薬剤師

大手のリクルートグループのネットワークを活用しており、企業求人や限定求人も数多く扱っています。また企業側にも専任の担当者を設けているため、より詳細な企業情報を持った上でおすすめの求人の紹介が可能です。

おすすめポイント
・企業求人の求人数が多い。
・選考先とのコミュニケーションがスムーズ。

(参照元：リクナビ薬剤師)

④薬キャリエージェント

医療従事者向けの事業を営むエムスリーグループが運営しています。
特に、病院の情報が多く、病院への転職を考えている方にはおすすめの薬剤師転職サービスです。
また、担当者の対応も非常にスピーディで、即日に複数の求人を紹介することが可能です。

おすすめポイント
・病院の求人が数多く登録されている。
・スピーディな対応で転職活動を素早く進めることが可能。

(参照元：薬キャリエージェント)

⑤ジョブメドレー

業界では珍しい、企業側からのスカウトが届く薬剤師転職サービスです。
自分だけではなかなか見つけられない貴重な求人を見つけることが可能です。
履歴書や職務経歴書の作成ツールもあり、応募書類の作成がスムーズにできます。

おすすめポイント
・医療機関側からのスカウトを受けることができる。
・エントリーに必要な書類の作成フォロー機能がある。

(参照元：ジョブメドレー)

⑥アポプラス

調剤薬局のほかにも臨床開発や薬事等の企業の求人にも対応しています。
会員になると調剤実技研修がお得に受けられるサービスもあり、スキルアップ支援も期待ができます。

おすすめポイント
・スキルアップ支援を受けることができる。
・企業の求人を扱っている。

(参照元：アポプラス)

⑦ファルマスタッフ

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大手調剤薬局の日本調剤株式会社をグループ会社にあり、独自の求人情報を扱っていることが強みです。
個人情報の管理も徹底しており、勤務先に転職活動の情報が漏れる心配がなく、安心して転職活動を進めることができます。

おすすめポイント
・全国複数箇所に拠点があり地域での転職サポートを受けられる。
・大手調剤薬局のグループでの独自の求人情報を閲覧できる。

(参照元：ファルマスタッフ)

それぞれの強みからみたおすすめの薬剤師転職サービス

【キャリアアップをしたい！入社後も活躍していきたい】おすすめ薬剤師転職サービス

・MEDIKLECT転職
・リクナビ薬剤師
・ファルマスタッフ

MEDIKLECT転職
紹介企業との関係性も良く、情報を深く取っているため様々なポジションでの求人提案が可能。

リクナビ薬剤師
企業専任担当がしっかりと企業の情報を収集しているため、入社後にどういったキャリアを描くことができるか？を具体的に提示することが可能。

ファルマスタッフ
一部求人にて限定求人も取り扱っているため、他社にはないポジションでの提案が可能。

【次の職場では長く勤務したい！失敗したくない！】おすすめ薬剤師転職サービス

・MEDIKLECT転職
・リクナビ薬剤師
・マイナビ薬剤師

MEDIKLECT転職
希望条件のヒアリングだけでなくしっかりとこれまでの経歴や思考を聞きながらピッタリのおすすめ求人の紹介が可能。

リクナビ薬剤師
大手紹介会社のネットワークを活かして深い企業情報の提供が可能。

マイナビ薬剤師
対面面談の実施が多く、転職を考える薬剤師に寄り添った提案が可能。

【自己分析や企業分析等しながらしっかりと転職活動を進めたい】おすすめ薬剤師転職サービス

・MEDIKLECT転職
・リクナビ薬剤師
・マイナビ薬剤師
・ファルマスタッフ

MEDIKLECT転職
大手紹介会社でトップ層であったメンバーをヘッドハンティングしている。
売上ではなくしっかりと一人ひとりにあわせた転職活動をサポートしたいという思いをもって集まっているメンバー。

リクナビ薬剤師
大手紹介会社のノウハウを活かした自己分析マニュアル等の提供が可能。

マイナビ薬剤師
対面面談により満足できるまでアドバイザーと自身のこれからについて相談することが可能。

ファルマスタッフ
業界ならではの情報を現場感で把握しているアドバイザーが多く、細かいところまで行き届いた提案が可能。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

改めてですが、薬剤師の転職市場は昨今大きな変化を迎えており、「資格があればどこでもいける」世界ではなくなってきています。
ですが、だからこそ自身の軸をしっかりと見つめ直し、適切な紹介会社のサポートを得ながら転職活動を進めていけばきっとより良い職場に出会うことができると思います。

皆様の転職活動がより良いものとなれば幸いです！

この記事で紹介したこと

・薬剤師が転職するときの悩み

・薬剤師が転職する際に心がけたいこと

・薬剤師転職サービスの選び方

・厳選！おすすめ薬剤師転職サービス7選

・それぞれの強みからみたおすすめの薬剤師転職サービス

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medi-up編集部

実務経験のある薬学部出身者などの医療従事者を中心に構成されており、 専門家の目線で多数の記事を執筆している。数多くの取材経験を通して得たネットワークをもとに、 薬剤師療界の役に立つ情報を発信中。

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