日本国内では、7~8月に年間で最も多く紫外線が観測されます
紫外線による健康被害には、日焼けなど急性のものと、長年にわたる蓄積により皮膚ガンなどの病気になるリスクを高めるといった慢性のものがあります。 最近では、更に紫外線が皮膚の免疫反応を抑えてしまうことも分かって来ました。 皮膚の赤みやかゆみなど様々な症状を引き起こす光線過敏症は、普通の人では何ら問題ない程度の紫外線量で起こることが多いです。 紫外線には体内でビタミンDを作るなど良い面もありますが、一方でこうした健康被害をもたらすことを踏まえて、正しい対策をとることが重要です。 世界保健機関(WHO)では、UVインデックス(UV指数)を活用した紫外線対策の実施を推奨しています。 国内では、環境省から「紫外線環境保健マニュアル」が刊行され、この中でもUVインデックスに応じた紫外線対策の具体的な例が示されています。 UVインデックスに応じた紫外線対策(参考:環境省「紫外線環境保健マニュアル」) |
【参照】
・皮膚科Q&A|公益社団法人日本皮膚科学会
・UVインデックスとは|気象庁HP(国土交通省)
・紫外線環境保健マニュアル2008 |環境省
<記事を書いたライター> |