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秋バテ、放っておかないで!今できる事で乗り切る方法

    秋バテに注意!自律神経の乱れを整えて元気に秋を過ごすための5つのポイント

    1.夏バテが治ったと思ったら「秋バテ」かも?

    秋は、朝晩の寒暖差や気圧の変化、日照時間の減少などによって自律神経のバランスが乱れやすい季節です。
    特に、夏の間に冷房や冷たい飲み物で体を冷やしていた人は、夏の疲れが抜けきらず「秋バテ」を感じやすくなります。
    「最近なんとなく体がだるい」「気分がすっきりしない」と感じたら、もしかするとそれは秋バテのサインかもしれません。

    2.秋バテの主な症状とセルフチェック

    秋バテは、体だけでなく心の不調としても現れることがあります。
    以下の項目に当てはまるものが多い人は、注意が必要です。

    ・なんとなく倦怠感があり、疲れやすい
    ・食欲がない、または胃の不調を感じる
    ・頭痛や肩こりが続く
    ・仕事や勉強の集中力が続かない
    ・寝つきが悪い、または眠りが浅い

    これらはすべて、自律神経の乱れによる体のサイン。
    早めに生活習慣を見直して、体調を整えていきましょう。

    3.秋バテを防ぐ!生活習慣で整える5つのヒント

    ①朝、光を浴びる
    朝起きたらまずカーテンを開けて朝日を浴びましょう。
    太陽の光は体内時計をリセットし、自律神経のリズムを整える効果があります。

    ②ぬるめの入浴
    38〜40℃程度のぬるめのお湯に15分ほど入ることで、副交感神経が優位になり、心身ともにリラックスできます。
    シャワーだけで済ませず、湯船につかる習慣を取り戻しましょう。

    ③温かい食事で胃腸を労わる
    冷たい飲み物や食事は胃腸の働きを弱めます。
    秋は温かいスープや鍋料理、根菜類を取り入れて、消化を助ける食事を意識しましょう。

    ④軽い運動で血流を促す
    ウォーキングやストレッチなどの軽い運動は、血行を促進して代謝をアップさせます。
    体を動かすことで気分転換にもなり、メンタルの安定にもつながります。

    ⑤睡眠環境の見直し
    寝室の温度は20〜25℃前後、湿度は50〜60%が理想的。
    寝る直前のスマホ使用を控え、照明を少し落として「眠りの準備時間」を作ることも大切です。

    秋バテは、誰にでも起こり得る季節性の不調です。
    無理をせず、自分の体と心のサインに耳を傾けながら、生活リズムを整えることが何よりの予防策になります。
    朝日を浴び、ぬるめのお風呂でリラックスし、温かい食事で体をいたわる。
    この3つを意識するだけでも、秋の体調はぐっと安定します。

    今年の秋は、「秋バテ知らずの健康な毎日」を目指しましょう。

    【参照】
    夏の疲れを秋に持ち越さない!「秋バテ」対策の生活習慣とは | つながる薬局ナビ

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