健康食品による健康被害を受けないために知っておくべきこと
健康食品とは、一般的に、健康に良いことをうたった食品全般のことをいいます。 錠剤・カプセル状の健康食品は医薬品と混同されやすいですが、この二つはまったく異なるものです。 健康食品はあくまで「食品」であり、病気を治す効果、防ぐ効果はありません。 また、天然・自然由来の食品でも普段の食べ方とは異なるため食品では予期しないような影響が出ることがあります。 ホームページ等には数多くの体験談が掲載されていますが、利用者の感想に過ぎません。 宣伝のために都合の良い内容のみ編集して掲載されている場合もあります。 購入や使用を検討される際に、参考にする情報が信用できるものか、十分注意する必要があります。 信頼できる情報源として、厚生労働省所管の国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所のウェブサイトに「「健康食品」の安全性・有効性情報」データベースがあります。 関心のある成分について、人に対する安全性や有効性に関する情報が確認できます。 また、薬局やドラッグストアで薬剤師や登録販売者にご相談いただくのも一つの手です。 気になる成分や話題の製品について、お気軽にご相談くださいね。 |
【参照】
・健康食品|消費者庁
・健康食品5つの問題|消費者庁HP
・「健康食品」の安全性・有効性情報|国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所
<記事を書いたライター> |